2022年3月30日投稿
ローズヒップオイルの匂いの理由
ローズヒップオイルは薔薇の匂いはしない?
ローズヒップオイルは、ローズの良い香りを期待している方にとっては、生臭い、魚の臭いがする、といった独特の匂いがすると言われています。
ローズヒップオイルの匂いに不快感を感じる方が多いのは、一つは名前のローズから、薔薇の良い香りがすると思われているからということもあります。
良い香りがすると思っていたら、全くローズの香りがしないので違和感を感じられてしまいます。
この匂いの理由は、ローズヒップが新鮮な種子から抽出されているためです。
抽出方法で匂いの強さが変わる
ローズヒップオイルを抽出する際の熱の発生によって、植物由来の種子の匂いが変わるのが二つ目の理由です。多くのローズヒップオイルが抽出する際に種子をすりつぶしオイルを抽出します。この摩擦熱によってローズヒップの種子の香りが強くなります。成分のほとんどが必須脂肪酸であり、酸化しやすく、すぐに臭いが強くなる傾向があります。匂いがあるほど、新鮮で混じりけがない良質な植物エキスであることの証明でもあります。
今では、抽出する際の熱を限りなく少なくする抽出方法(二酸化炭素中抽出方法)もありますが、大量生産には不向きで多くの企業では採用されていません。
ローズヒップの匂い対策方法
・冷蔵庫で保管する
ローズヒップオイルは、必須脂肪酸が多いので、すぐに酸化してしまいます。
これを防ぐには、湿気の少ない、涼しい場所で保管することが大切です。
保管場所としては、日陰や温度が上がらない場所がいいですが、季節によっては冷蔵庫で保管.
してもいいでしょう。
・ローズウォーターと混ぜる
ローズウォーターはローズの香りが強く、オイルと混ぜても使うことができます。他にも気に入った香り入りの精製水と混ぜて使うのもおすすめです。
良い香りのするローズウォーターとは、相性がよく、化粧水などとして利用することもできます手作り化粧水としてもおすすめのブレンドです。
その際にはオイル1:ローズウォーター9の配分で作ってみてください。
・他の精油と混ぜる
そして精油とのブレンドで匂いを軽減することもできます。
お気に入りの精油とブレンドすれば、ローズヒップオイルの匂いが感じられなくなります。
アロマテラピーでは、ローズヒップはキャリアオイル(ベースオイル)として使用されることが多いので、さまざまなエッセンシャルオイルとブレンドすれば香りのバリエーションが楽しめます。
ゼラニウム、ラベンダー、ローズウッドなどと相性がよいです。
開封したら早めに使い切る。
そして開封後は、酸化が早いので臭いが強くなりやすいです。<brですので、できるだけ開封したら早めに使い切るようにしましょう。
3ヶ月以内が良いとされていますが、早いほど効果も高まります。
もし少量ずつ使いたい場合は、小さいボトルで少量ずつ購入するようにしましょう。
、古いオイルは放置せずに使わなければ処分するようにしたほうがいいですね。
</brですので、できるだけ開封したら早めに使い切るようにしましょう。
二酸化炭素抽出法は、酸化させずに抽出する方法なので、ローズヒップオイルの美容成分を余すことなくお届けできます。
エイキンのオイルは匂いの原因となる酸化がしづらい抽出法。
二酸化炭素抽出方法について
一般的な圧搾方法と言います。圧搾法は、押しつぶす圧力をローズヒップの種にかけ、抽出する方法です。
オイル商品ではポピュラーな方法。
エイキンは圧搾法とは違う、抽出対象物の栄養素を壊さないように抽出する方法を採用しています。
二酸化炭素を気体と液体の間の流体という形にして対象物に圧力をかけてゆっくり抽出する方法です。
これによって植物内の栄養を壊さずに取り出すことができますが、時間がとてもかかることから、大量に製造するには不向きな方法です。
実際にエイキンの100%オーガニックローズヒップオイルは色が濃い赤色をしています。これはローズヒップの種から抽出したオイルだけでなく、種の周りの果肉部分からも栄養素を抽出している証拠です。
植物オイルの匂いも慣れてしまえば、匂いよりも効果が優れているローズヒップオイルの虜になるでしょう。