年齢を重ねるにつれて、肌の乾燥や小じわなど、気になる悩みが増えてきますよね。40代からのエイジングケアには、植物由来の美容オイルがおすすめです。
今回は、エイジングケア*に効果的な美容オイルの使い方を紹介します。
- 年齢に応じたケアのこと
朝の洗顔後は化粧水とオイルでスキンケア
オイル美容のススメ
朝の洗顔後すぐに、オイルを1~2滴手に取り、顔全体に優しくなじませましょう。
オイルを最初につけることで、肌の柔軟性や保湿力が高まり、メイクや日焼け止めがよれにくくなるというメリットがあります。
ベタつきが気になる人は、オイルの後に化粧水をつけると良いでしょう。ベタつきが抑えられ、しっとりもちもちとした肌の柔らかさを感じられます。オイリー肌の人は、乾燥しやすい部分にのみ使用しましょう。
使用するオイルは、肌の悩みに合わせて選びましょう。乾燥や小じわが気になる方は馬油、紫外線をケアしたい方は米油やホホバオイル、ニキビやニキビ跡が気になる方はタマヌオイルがおすすめです。
ローズヒップオイルをプラスして、さらに潤いアップ!
ローズヒップオイルは、エイジングケアに効果的なオイルです。ビタミンCやビタミンEが豊富で、肌の弾力や潤いを保つ効果が期待できます。
POINT
- 化粧水の前にオイルをつける
- 1回の適量には1プッシュ
- 肌のタイプ別に使うオイルを選ぶ
「オイル=日焼けする」は誤解
オイルを塗ると日焼けや色素沈着を促すというイメージを持っていませんか? それはオイルが酸化していたり不純物が入っていたりする場合のこと。米油、ホホバオイル、アルガンオイル、タマヌオイルなどは、強力な抗酸化作用や抗炎症作用で紫外線から肌を守る働きがあります。
ローズヒップオイルで紫外線対策
ローズヒップオイルも、紫外線から肌を守る効果が期待できます。豊富なビタミンCが、メラニン生成を抑え、シミ・そばかすを防ぎます。また、抗酸化作用の高いビタミンEも含まれており、紫外線による肌へのダメージを軽減します。
オイル美容のポイント
マスクの摩擦を防ぐ、オイルを1プッシュ。ファンデーションや、オイルでメイク直し。オイル美容は肌に良いと聞き、オイル美容をはじめたものの、ベタつきやニキビが悪化、肌がくすむなどのトラブルに見舞われる人がいます。オイル美容で重要なのは、自分に合ったオイルを選ぶこと。
オイルと化粧水は水と油なので、なじみにくく、ベタつきの原因になります。しかし、オイルを最初につけると、肌をやわらかくしっとりさせてくれるので、なじみがよくなり、そのあとに使う化粧水も浸透しやすくなります。肌が乾燥している人は、化粧水の前にオイルをつけましょう。
オイルをつける順番が重要
○ 化粧水の前につける
× 化粧水の後
しかし、オイルは、乾燥肌や小じわが気になる人向け。オイリー肌の人は、ニキビや吹き出物ができやすいため、あまりおすすめしません。
オイルの塗り方
オイルを顔に塗る際は、まず手のひらに取り、両手で包み込むようにして体温で温めてから、顔全体に優しく伸ばしましょう。体温で温めることで、オイルの浸透力が高まり、肌へのなじみが良くなります。
適量の目安はプッシュタイプは1プッシュ・スポイトタイプは1~2滴が目安。つけすぎると、メイク崩れの原因となります。目元など乾燥が気になる部分には重ねづけを。