2022年3月25日投稿
肌の乾燥を1年中感じる方も多い日本人は、脂質が不足しがち言われています。
脂質にも様々な種類があります。食生活の変化により魚中心の生活から肉食中心に移行したため、
魚等に含まれる体内では作り出せない必須脂肪酸に分類される脂質の摂取量が減ったことと関係があります。
脂質不足は私達のライフスタイルの変化が関係していると考えられています。必須脂肪酸は体内でコラーゲンを作るのを促し、肌の弾力をアップさせることには欠かせません。そのため不足した場合は補う必要があります。
脂質不足を解消し、肌の若々しさを保つために大きな役割を果たしてくれるのがオイル美容液です。
その中でもローズヒップオイルは体内では作れない必須脂肪酸を80%以上含むオイル美容液です。
特にオメガ6のリノールさんは皮膚科学研究でとても注目される脂肪酸で保湿の柱と呼ばれています。
現代のスキンケアに必須のアイテムです。
しかしながら適切な使い方や気をつけたいポイントを把握していかないと、せっかくのローズヒップオイル美容液の効果を十分に得ることが出来ないこともあります。
体の部位ごとに有効なローズヒップオイル美容液の使い方があります。
今回は、それぞれの部位に応じた最適な使い方をご紹介していきます。
ひじ・ひざ・かかとなどのボディケア
体の部位のなかでも、カサつきや乾燥を感じやすいのがひじ、ひざ、かかとなどです。
これらの部位は気がつくと肌が乾燥して角質化していることが多いです。
特に冬場になると粉を吹いて、カサカサ肌が酷くなります。
普段は衣類や靴下で隠れているので気がつきませんが、知らないうちに悪化しています。
このような体の乾燥に良いのがローズヒップオイルの保湿効果です。
ローズヒップには潤いを与え、マッサージでさらに美肌効果を高めます。
入浴時にお肌にたっぷりとつけて、マッサージすることでお肌の新陳代謝を高め、乾燥を予防します。
パックやブースターとしてフェイスケア
ローズヒップオイルはフェイスケアにもおすすめです。
ローズヒップには肌の保湿を高めるのに有効な成分が多様に含まれています。
フェイスケア用品としてもおすすめです。特に浸透力を高めるなら、バスタイムにフェイスパックとしてお使いいただくのはいかがでしょうか。
オイルパックとして、お肌にたっぷりと塗り込んでいけばお肌の奥深くまで染み渡ります。
やり方は、ローズヒップオイルを手のひらにとり、お顔全体に馴染ませて、指のはらで円を描くように顔全体に広げていきます。そして10分程放置しましょう。
あとは洗い流すだけです。これで失われがちな水分をお肌に封じ込め、潤いを与えます。
それ以外にも導入用のブースターとして利用するのもおすすめです。
化粧水をつける前に軽くお肌に馴染ませておくだけで、化粧水や乳液の浸透がグンとあがります。
お肌の乾燥を防ぎ、シミやシワ対策にも役立ちます。
トリートメントとしてヘアケア
ダメージヘアやドレイヘアの方にもおすすめです。
ローズヒップオイルは、髪を美しく保つのに有用です。
髪は、普段紫外線や大気からかなりのダメージを受けています。
そのような外部のダメージから髪を守るのにもローズヒップオイルは役立ちます。
お出かけ前のスタイリング時に、軽く髪に馴染ませるだけでその日1日髪を良い状態に保ちます。
そしてシャンプー後に、2-3滴手にとって髪につけると、ドライヤーの熱からも守れます。
トリートメントとして使用すれば、髪をしっとりと潤いのある美髪に保ちます。
湯船に垂らしてリラックス
そしてもう一つ良いのが、ローズヒップの体全体へのリラックス効果です。
バスタイムに湯船に2-3滴垂らしておけば、リラックス効果がもたらされます。
ローズヒップに含まれているビタミンCには、神的なストレスを軽減し、精神を安定させる効果があります。日頃の疲れやストレスの解消にも有効で、体の巡りを高めます。
関節痛や皮膚炎などにも良い効果があります。