春の訪れが楽しみな半面、春は肌荒れが起こりやすい時期。
- どうして春に肌荒れが起きやすいの?
- 対策はどうしたらいい?
- ウィズコロナ時代のお家時間に効果的なケア方法は?
上のような疑問に答えていくコラムになります。
どうして春に肌荒れが起きやすい
春はさまざまな植物が息吹く季節です。同時に肌荒れを引き起こす外的要因と内的要因が多い時期。
外的要因というのは花粉だったり、紫外線のような外からの影響のことです。
肌は乾燥した冬の状態で春に入ります。冬場は寒いので保湿をたっぷりして肌のバリア機能を補うことに意識をしていますが、春になるとつい怠りがちになってしまいます。つまり冬仕様のまま春になることで保湿が足りないお肌=バリア機能が弱いのに、暖かくなることで保湿をすることを怠ったバリア機能が弱まっている肌に外的要因の花粉や紫外線の刺激により肌トラブルを起きやすくなります。
日本人は肌バリア機能は欧米人の4分の1
日本人の肌は白人や黒人に比べて表皮の角質層が薄いことが知られています。そのため日本人の肌の水分保持力は、欧米人のわずか4分の1程度です。
加えて欧米人は、オイル美容が習慣となっているため細胞間脂質が多くしっかり水分を保持する力を持っていますが、日本人は比較的、化粧水のような水溶性ベースが好まれるため肌表面の水分保持力が不足しがちです。
水分保持力の足りない日本人こそオイルを味方にすることが大切です。
ニキビなどの肌荒れは内的要因にも要注意
汗ばんでくると【ニキビ】が気になる時期になります。
暑くなると、汗が増えて肌が蒸れやすくなります。蒸れた状態が続き、同時に肌のコンディションが良くないと肌の古い角質が溜まってしまいます。
30代からの「大人ニキビ」はご自身の生活リズムの乱れや睡眠不足が原因の1つです。
内的要因のストレスや睡眠不足から、肌が酸化しターンオーバーが乱れてしまいます。すると肌の角質層に本当は剥がれ落ちなければならない角質が溜まっていきます。その溜まった角質はニキビを引き起こす2つの原因を作ります。
1,溜まった角質がだんだん毛穴を防ぎ、毛穴を塞いでしまいます。
2,お肌の上の溜まった角質と塞がった毛穴が、肌の上をムシムシした菌が増殖しやすい状況を作ります。すると肌の常在菌であるアクネ菌が増殖してニキビを引き起こします。
美容オイルを取り入れてみて
春の肌トラブル対策に是非オイル美容をオススメします。
オイルを更に追加することで逆にデメリットなんじゃないか???とも考える人はいらっしゃいますがそれは違います。美容オイルは肌に浸透するように作られています。そのため肌表面に浮き出ている皮脂とは別の働きと考えてください。
美容オイルに、ローズヒップオイル
オイルの中でもローズヒップオイルはとっても万能です。3大必須脂肪酸( オメガ3・6・9) を豊富
- 保湿や抗酸化力を助け高める働きがある【オメガ9】
- 肌のバリア機能を助ける働きがあるとされる【オメガ6】
- 肌の抗炎症効果ターンオーバーの働きを促進する【オメガ3】
ローズヒップの持つ栄養素「レチノール=ビタミンA」に注目!
ローズヒップは必須脂肪酸の他に、ビタミンも多く持っています。その中でもビタミンAはニキビに効果的な働きをします。
ビタミンAには、主に以下の効果が期待できます。
- 老化の抑制……紫外線からのダメージを保護しコラーゲンの損傷を抑制
- 表皮細胞の成長を促進……表皮の厚みが増し健康的な肌へ導く
- ターンオーバーの正常化……古くなった角質を排出し、皮膚の色調を整える
- 皮脂分泌の抑制……皮脂分泌が減少し、ニキビの改善へ導く
- 繊維芽細胞を活性化……コラーゲン、ヒアルロン酸の生成が促進。ハリ・保湿力の向上やシワの軽減
ローズヒップオイルに含まれるレチノールにはこのビタミンAの効能を持っています。
お家スキンケアアイテムに「ローズヒップオイル」
毎日使うことで肌質の改善・肌質の向上を目指す方にローズヒップオイルは効果的です。
結果は1日や1週間ではついてきません。
しかし毎日使うことで肌の改善を行うことを実感できるのが「ローズヒップオイル」です。
迷われている方は一度ローズヒップオイルをお使いください。