美容/スキンケアオイルや精油の中には、肌についた状態で紫外線に当たると、皮膚にダメージを与える「光毒性(こうどくせい)」というネガティブな働きを持つものがあります。
ここでは日差しによって引き起こされる光毒性について解説、光毒性の肌トラブルから避けるための解決策、ローズヒップオイルは関連性があるのかを紹介します。
光毒性とは??
光毒性は、日常生活で使用される様々な化粧品やスキンケア製品、医薬品、食品、精油などに含まれる成分が光によって成分が変化して、肌につけていトラブルが起こることを光毒性といいます。
光毒性によって引き起こされるのはどんな肌トラブル?
一般的に肌トラブルとしては次のような事例が現れます。
- かぶれ
- 赤み
- 発疹
- 水ぶくれ
- 痛み
- かゆみ
どんな時に光毒性が起きる?
光毒性によるトラブルが起きやすい時期
紫外線の量が多い春から秋が起きる時期と考えられていおます。
ちょうど春の時期は洋服も軽装になり、肌の露出が増えてくる時期です。
紫外線を浴びた時間、紫外線量よって肌に光毒性の反応が現れる時間は異なります。紫外線量が多い日中の短時間でも肌に反応が現れたり、数週間後、場合によっては数カ月後に生じることもあります。 一般的には24時間~72時間以内に肌に反応が現れるとされています。
光毒性によるトラブルは人の手によって大きくなる?!
光毒性の肌トラブルによって現れるかゆみや赤みの患部を、多くの人が患部を触ってしまったり、掻いたりします。指は雑菌を多く持っており、患部を指や爪で傷つけてしまい、結果肌へのダメージが広がることがあります。
肌のトラブルを自分で深くしてしまうことが多く、光毒性の肌トラブルは軽症でも侮れません。
光毒性の原因は?
光毒性の肌トラブルを生みやすい植物オイルはすでに特定されているものがあります。
– レモングラス精油
– リナロール含有精油
– オレンジ精油
– ベルガモット精油
– ライム精油
– レモン精油
– パチョリ精油
これらのオイルに含まれるフロクマリン(化学成分の1つ)が紫外線によって変形し肌トラブルを引き起こすとされています。しかし今日アロマテラピーなどでこのようなオイルは香りが良いため多くの商品で使用されています。
光毒性を持つとされるオイルだけが原因とはされておらず、肌トラブルにつながる要因は肌のコンディションや、外気の紫外線量などにもよります。またオイルの抽出方法などによっても植物の栄養素は変わるため、全ての光毒性要因がオイルによるものとは考えられておりません。(詳しいフロクマリンについての学術論文はこちら)
光毒性による肌トラブルを回避するためには?
- 自分に合った適切な使用量で使いましょう。
使用量はとても大切です。多すぎると、皮膚の上にオイルが浮いているような状態になります。皮膚の上に余ってしまったオイルは酸化し、肌の悪いダメージの原因になります。 - 直射日光はなるべく避けましょう。
帽子や日傘、長袖の服装、サングラスなどを使用することも有効です。 - 日焼け止めは必ず使いましょう。
日焼け止めを使用する際には、SPF値やPA値を確認し、適切なものを選ぶことが重要です。肌に合わない日焼け止めを使用すると、かぶれや肌荒れの原因になることがあるため、肌に合ったものを選ぶようにしましょう。
使用する化粧品やスキンケア製品の成分を確認し、光毒性のある成分を含まないものを選ぶことも大切です。
なぜローズヒップオイルが光毒性の肌トラブルを引き起こされると誤解されやすいのでしょうか?
口コミ情報から下のような感想のコメントが見られました。
- ローズヒップオイルを使っている最中に、肌トラブルが日中に起きやすくなったようです。赤みが残ってしまいました。
- ローズヒップを肌につけたら、日差しを浴びないようにしましょう。もし日差しが気になる場合は、必ず洗い落としましょう。
このように、個人の感想として書かれていることがありますが、ローズヒップを使うことで光毒性の肌トラブルが引き起こされるというのは誤解されやすいようです。
もちろん100%ローズヒップオイルが原因ではないとは言えませんが、別の要因が大きいと考えています。
ローズヒップオイルのビタミンAは強烈?
ローズヒップはビタミンの爆弾と比喩されるようにビタミンが豊富です。特に有名なのがビタミンA。
ビタミンAを含むスキンケア・化粧品には、レチノール反応が出る場合があります。レチノール反応は反応性の皮膚炎であり、赤み、ひりひり感、乾燥感が肌に現れます。
ローズヒップには光毒性はある?ない?
ローズヒップオイルには光毒性の事例は今までに報告事例はありません。
またローズヒップオイルが光毒性の要因があると証明した研究や文献は見当たりません。
ですが、紫外線を浴びた時の光反応はオイルの塗っている量、塗っている面積が要因になることがあります。そのためパッチテストをおすすめしております。
反応がでたときには?
反応が出た場合は、塗る量や回数を減らすこともありますが、基本的には使用を止めずに続けます。また、ビタミンAが不足していることが原因で反応が起こっているため、肌にビタミンAを補う栄養素を摂取することをおすすめします。
ローズヒップオイルの初めての使い方
ローズヒップに興味があるけど、心配だなと言う方は2つの方法を実践してみてください。
- パッチテストを行ってください。
腕などの内側の皮膚の薄い場所に数滴垂らし、500円玉くらいに塗り広げ、30分程度休ませてください。その後、オイルを塗った場所を洗い流してください。肌が赤く反応が出ている場合、ローズヒップオイルが肌に合わない場合があります。その場合は使用を中止してください。 - 肌表面の水分を取り除いてから使用しましょう。
水気のある状態の肌には使用しないでください。塗った後にすぐに化粧水を使用しないでください。ローズヒップオイルに含まれるビタミンAは、水分があると皮膚に浸透しやすくなります。塗る際にはよく乾かしてから塗ったり、時間をおいてから化粧水を使用するようにしましょう。
エイキンではローズヒップオイルを4種類ご用意しております。
それぞれ使い心地や肌のトラブル別があります。
エイキンオフィシャルサイトのチャットで商品に対する質問も受け付けています。